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本の話⑥

H25.10月21日(月曜)


以前、シミ毎・佐野さんが購入した文庫。

読んでシミ毎・篠原さんにまわし

読んで私にまわってきました。

 
2人から

「読後、作者の言いたいことを20文字以内で述べよ」


と言われたので

読み終え



   あ い さ れ る よ り も 、あ い し た い 。 ま じ で

                                                   (18文字)

と、答えたら 「まあまあ」 をもらえました。



それが

『 猟銃 』  (新潮文庫)  井上靖

です。



ちなみに同文庫にある2話目

 『 闘牛 』

は、63年前の芥川賞受賞作品。



新聞記者の主人公(不倫中)が闘牛大会を開くまでに

わちゃわちゃごたごたあった

物語のラスト


牛が闘牛場をぐるぐるぐるぐるまわる情景。


それが、ツンと切ないです。



ちなみに、この2つの短編ともに


な、なんて豊か!


と思わせる

筆者のもつ天才的な言葉の力を感じます。




続いて

今年の直木賞受賞作品

『 ホテルローヤル 』  (集英社)  桜木紫乃


売れてます。


読んだ感想は


「ラブホテルの話で泣くとは!」

です。




続きまして

友人にすすめられて読んだ


『 石川くん 』  (集英社文庫)  桝野浩一



石川くんは、筆者(職業:歌人)が大好きな

石川啄木のことで


石川啄木の短歌を紹介しながら

筆者から石川くんに宛てた手紙の形式で話が進みます。



ちなみに

私はこの本を読むまで石川啄木には

みちのくの感傷的青年というか

感心な親孝行息子。みたいなイメージをもっていました




読んでみたら


とんでもなかった!

2回言います、 まったくとんでもなかった!!



…でも、嫌いじゃない。

みたいに思えるのは


筆者の石川くんへの

相当高度な愛情の表現によるからだと思います。




と、いうわけで

読書の夜長が楽しい季節ですね。

                            【編集:杉山】
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