こんにちは!シミズ新聞店です。清水区の新聞はシミズ新聞店におまかせを!
シミズ新聞店


シミズ毎日編集室 » 編集室こぼれ話 » 本の話⑩

本の話⑩

H27.8月13日(木曜)


読む機会をのがしていた

日本の名作

を、シミ毎の佐野さんからお借りして

読んでみました。




1冊目は

今年6月に亡くなられた直木賞作家

髙橋 治氏の


『風の盆恋歌』 (新潮文庫)
       



越中おわら風の盆のお祭りを舞台にした

50代の男女の

なんとも円熟味のある、不倫の話でした。




とくにその切ないラストには



祭りの美しすぎる情景描写が

これ以上はないだろうという形で

ぶち当てられ



ああこうして

風の盆なのか不倫なのか

ともかく同作品のブームに火か付いたのかと。



風の盆の夜ながしに酔ってみたくなるのも

むべなるかなとしみじみします。






2冊目は


これこそ今まで読んでいなかったことを隠し


「ああ、読みましたけど」みたいな顔をしたい


超有名作品



川端 康成氏の

『雪国』 (新潮文庫)




東京からトンネルを越えて雪国にやってきた主人公

島村と

地元の温泉町の芸者、駒子

島村が汽車で出会った、葉子

との、交流を描いた心理小説のような作品。



私には高尚すぎるようにも思いましたが



川端 康成の


あの鷹のような鋭い目玉がとらえた

映像から生まれる直観力みたいなものはため息もので


それを言葉にできる表現力の天才ぶりを見せつけられる場面が


あちらこちらにありました。





また

借りてばっかりですが



今年の本屋大賞受賞作を

会長が 「持っているよ」 と言うので

お借りしました。




上橋 菜緒子氏の

『鹿の王』 上・下巻  (角川書店)




雪国とは打って変わっての、ファンタジー長編小説。



物語には主人公が2人いて


一人は

かつて戦士団「独角」の頭でありながら

奴隷となり過酷な日々をおくる、ヴァン。



そしてもう一人は

若き天才医師、ホッサル。




もうその設定からして面白そうな予感がするのですが


期待通りに


面白かったです。



ただ

国名なのか人名なのか動物名なのか

いやいや部族名だったかと

じゃんじゃん出てくるカタカナに

時々こんがらがりそうにもなります。




しかし


壮大な世界の中

次々に新たな事件が勃発して

ストーリーが展開していくにもかかわらず



これまでのあらゆる物事が

次々に繋がっていっていることに気づくという


どきどきする楽しさが詰まっていました。



         …………



少しお知らせで


昨日

シミズブックスの

『ドラマ化・映画化された本』のコーナーに


人知れず

新しい本の棚(台)が

登場しました。




これは

DIYを得意とする

パートさんがこつこつ手づくりしてくれた棚であって


ななんと、


数百個もの

牛乳パックを再利用してできた

エコ棚なのです。



我が家の牛乳パックもどこかに…




(↑ベージュの布が貼ってある
          2段の棚(台)がそれです)




触ってみると木材のように固く

本をどれだけ乗っけても平気な、頑丈ぶりです。



               【編集:杉山】




  ページのTOPへ
【シミズ新聞店】   〒424-0808 静岡市清水区大手1丁目3-1 TEL:054-366-1577 FAX:054-367-9289